ネット時代の働き方〜リモートワークについて調べてみた〜
リモートワークとは「会社という“場所”にとらわれず、離れた所でも自宅に限らずネットワークを使って仕事をすること」です。
調べているうちに、似た言葉で「テレワーク」というのがあったので、こちらも調べてみると、なんと総務省の公式ページに説明文が載っていました!
現在の日本でテレワークが推進されていたなんて初めて知りました…。
在宅勤務はもちろん、SOHO(自営)や内職(委託業務)といったものも広義でテレワークというんですね。
リモートワークもテレワークとほぼ同義で、最近の言い方だそうです。
もうすでにアメリカでは企業の導入率が2012年の時点で39%だったのが、2016年に42%に達し、リモートワークのみの働き方をしている人は5人に1人となりました。
2017年、IBM社と米ヤフーがリモートワーク取りやめを決定したみたいですが、依然としてリモートワークの働き方を希望する人は多く、フレックスタイムやパートタイムを差し置いて大きく上回っています。
ちなみにフレックスタイムとは「労働者が出勤時間と退勤時間を(労働基準法の労働時間内であれば)自由に決めることができる制度」です。
これも知らなかった…。
人気のリモートワーク職業
●webコンテンツ編集者
例えば通販サイトにおける運営や管理などの幅広い業務と、webの知識が活かせます。
資格は特に要りません。
●ライター
雑誌やwebなどに載せる記事を書くお仕事。
コピーライターは短かい文章で印象に残るキャッチコピーを考えます。
これらも資格は特に要りません。
●アシスタント
主にExcelやWordを使って会計、経理などの書類作成。会社によっては役員のスケジュール管理や、webサイト運用、カスタマーサポートなどもあります。
最低限、ExcelとWordは使えるようにしましょう。
●デザイナー
グラフィックデザイナー、webデザイナー、DTPデザイナーなど。
どれもIllustratorとPhotoshopは使えないと雇ってくれないでしょう。
●エンジニア
システムエンジニア(システムの設計、開発、テスト)が仕様書を作成し、プログラマーはプログラミング言語を使ってプログラムを組み、さまざまなシステムやソフトを作ります。
●コーダー
webデザイナーがデザインしたものや、ライターが書いた文章をweb上で見れるようにするため、ネット言語であるHTMLにコーディング(ホームページ上にどのように表示するか機械語に書き換えること)するお仕事。
HTML、CSS、JavaScriptの技術が必須です。
アンケート、情報収集やデータ分析などが基本のお仕事。
会社によってアドバイザーや、商品開発プロジェクトをリードしたり、具体的なコンセプト作成なども手がけます。
特に資格は要りませんが、調査分析力や企画力が求められます。
他にも色々あるので気になったら見てみてください!
リモートワークに必要なもの
●ネット環境とパソコン
最低限これがないと始まらない。
いや、逆から見るとこれさえあれば始められる、というハードルの低さがリモートワークの人気の理由だと思います。
会社によっては必ず有線LAN接続を指定してくることもあります。
自営は当然費用は全額自分で負担になりますが、雇用される場合会社によってパソコンも貸与してくれるところもありますし、回線代負担も会社によって異なります。
●必要なソフト
自営は全部自腹。
雇用は貸与がある(ところもある)。
上記の職業欄に書いてある以外のソフトでは、会議や連絡等にはSkypeとかLINEで雇用の場合当面は大丈夫だと思います。
必要に応じて買い足していきましょう。
●自己管理能力
これは社会人として身につけるべき能力ですが、仕事と遊びの時間をしっかり分けろということですね。
●コミュニケーションはやっぱり大事
社員同士顔を合わさないのでコミュニケーションの機会が必然的に減ります。
相手の状況がどのような状態か、どのように作業が進んでるか、全くわからないのは不安の種になりますし、それは相手からしても同じです。